南アフリカの1月のインフレ率は予想通り前年比6.9%に鈍化

2022年10月20日、南アフリカ、ソウェトのマポンヤモールにあるピックアンドペイストアで買い物をする女性。ロイター/シフィウェ・シベコ/ファイル写真

［ヨハネスブルグ、２月１５日 ロイター］ - 統計局のデータが水曜に示した南アフリカの総合消費者インフレ率は、１月の前年比６．９％と、１２月の７．２％から鈍化し、アナリストの予想と一致した。

前月比でみると、１月の消費者インフレ率は前月の０．４％に対しマイナス０．１％となり、これもロイター調査によるエコノミストの予想通りだった。

昨年7月に年間インフレ率が前年比7.8％という13年ぶりの高水準を記録したことを受け、最新のインフレ統計は、アフリカで最も工業化された経済における物価圧力が緩和しつつあることを示すさらなる証拠となった。

南アフリカ準備銀行は過去8回の金融政策会合で金利を引き上げた。

しかし、３─６％のインフレ目標を掲げている中銀は、壊滅的な停電を理由に経済成長予測を下方修正したため、先月、利上げ幅を２５ベーシスポイント（ｂｐ）小幅に引き上げた。

南アフリカ統計局によると、食品、非アルコール飲料、燃料、エネルギーの価格を除いたコアインフレ率は１月に前年同月比４．９％となり、前月の４．９％から上昇した。

前月比ベースのコアインフレ率は、12月の0.2％に対し、1月は0.2％となった。

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